こんにちは。
「だし」「しいたけ」の活かし方ならおまかせ♪
鳥居 嗣代(つぐよ)です。
6/22(土)10:00~13:00 修善寺しいたけの里にて
【7月7日は乾しいたけの日PRESENTS】
☆★伊豆の原木しいたけを
知って!感じて!味わう!体験ツアー2019★☆彡 を開催しました!
参加者の皆さまとハイッチーズ
大人も子ども、東京から静岡県袋井市まで定員オーバーの34名もの方々にご参加いただきました!
このツアーは、知っていそうで知らないしいたけのことを、農家やだしソムリエ認定講師を先生に、
実際に菌打ちと収穫、だしの飲み比べや菌種別の食べ比べまでできてしまう体験型ツアー。
・森で生えているしいたけ/原木栽培のしいたけ/菌床栽培のしいたけ…の違いってなぁに?
・どんこ/香信…ってしいたけの種類なの?
・生しいたけ/乾(干)しいたけ…って何か違うの?
これらの違いを肌で感じていただき、自分の口から入るもののバックヤードを知り
ツアー終了後は日々の生活、お買い物やお料理に役立てていただきたい。
そんな思いを込め、だしソムリエ認定講師として、『だしみらい』の鳥居 嗣代が企画・運営しました。
ではさっそく参りましょう~♪
ツアーの司会進行は、土屋隊長でしたね(笑)
クイズを交えながらのこのツアーでは、上位正解者5名に豪華プレゼントの懸賞付き
まずはボードを使って、伊豆の原木しいたけができるまでを、
4代目農家である、鈴木 昌弥さんに説明していただき、
さっそく、菌打ち体験!!!
菌種は『240』を使用しました。
昌弥先生のそばにピッタリとついた、年少男児のこの後ろ姿がたまりません…笑
この日は、木駒(きごま)
→木片に椎茸の菌糸を繁殖させたもの。。を使用。
なので、菌押しではなく、菌打ちでの体験となりましたね^^
ちなみに、今は成形駒(せいけいごま)が多いとのお話もありました。
→オガクズを固めて椎茸の菌糸を蔓延させたもの。外菌が入らない様に発泡スチロールの蓋がついていてそのまま指で押し込む。
さっそくお手本を見せていただき、
原木しいたけ専用のドリルで、ギュイーーーン…とまずは穴あけから。
小さな子どももみんな真剣です。1人最低1本以上のノルマがありました…笑
この子はお兄ちゃんのカッコよさに触発されて2本目!原木を選んで運ぶ姿が頼もしい^^
そして男性は、農家さながら、立てた原木を足で抑え、片手での穴あけに挑戦!
最盛期には、応援をお願いできそうな頼もしさです!
お一人でご参加のみなさんもいらっしゃいましたが、皆様協力して作業を進めてくださいました。
穴開けが終わったら、
空けた穴すべてに、しいたけの種(木駒)をトンカチでトントン、打ち込みました。
この一連の作業は、大人も子どもも夢中になります
スーパーにいけば、一年中なんでも手に入ってしまいそうな世の中ですが、
そこは農耕民族。DNAが呼び覚まされているのかも?!…と思うほど皆様熱中されます…笑
さぁ、次はハウスに移動して、だしの試飲体験!
この日は3種類。
・原木 乾しいたけ 240
・原木 乾しいたけ ゆう次郎
・菌床 国産生しいたけ
を飲み比べてもらい、
・『乾しいたけ』と『生しいたけ』のだしとしての違い
・『乾しいたけ』の品種によるだしの特徴 … を体感していただきました!
だし取り中の写真比較。向かって左→ゆう次郎 向かって右→240
私からは、だし素材としてみた乾しいたけについてお話させていただきました。
食品を長持ちさせるために、天日や風で干したことが始まりのホシシイタケ。
ですがそれだけはでなく、生の時とは、また別のうまみや栄養という
副産物がついてきたのが、この乾物の魅力であること☆
乾しいたけに多く含まれる、ビタミンD。
これは天日干しをしないと得ることができないので
乾しいたけを使う前には、少し、お日様に充ててから使うと良いこと。
また、日本産原木しいたけは、多くが乾しいたけとして出回っていること。
鈴木さんの生しいたけと乾しいたけの出荷の割合もお聞きし、
菌床しいたけとの市場のすみ分けも感じていただきました。
さあっ ここからはいよいよ、生しいたけの収穫です!
鈴木さんからこの日発生していた、
それぞれの夏菌のしいたけの特徴を説明していただき、カゴを持って収穫体験。
品種よって、取るときの感触も違うというのが面白かったですね。
・760
・優美(まさみ)
・537 をもいで、このあとのバーベキューでいよいよ食べ比べ!
カゴの中でわからなくなってしまわないように、私けっこう必死でした…^^;
バーベキューハウスへ移動し、最後のクイズ…笑
全問正解はなんと3名も!
住宅事情なども考慮し話し合いのうえ、この日の目玉商品はこちらの方に~♪
発生間近の原木1本プレゼント!おめでとうございます (#^^#)
他にも、今村さんちのカット済み乾しいたけや、
今村さんちの乾椎茸を使った『だしパック』2種などを贈呈
それぞれの席に座ってすっかりいい頃合いの炭火の網の上で、バーベキュー開始!
しいたけのヒダの間から、たっぷり汗をかいたおつゆに、お醤油をタラリと垂らして…
ああ、また食べたくなってきました…笑
味も品種別にそれぞれ特徴があって面白かったですね。
夏菌のしいたけのアンケートでは、760が人気。
理由は食感が良いから、ということでした。
食事の合間には、だしソムリエ認定講師でもあり、
野菜ソムリエムProの上久保先生からもお話いただきました
難しくなく苦手な方にも取り入れやすい、乾しいたけ料理など、
目からうろこの参考になることもたくさんでした^^
ここまでやれば、しいたけに関して、何も言うことはないような気もいたしますが…
最後にもう1つ。
先日のNHK『ガッテン!』で放送のあった、乾しいたけの新活用法をみなさんと検証です。
こんな道具を使って…
なんと、乾しいたけをスリガネでおろし、アイスクリームにトッピング
乾しいたけに多く含まれるうまみ成分『グアニル酸』の効果を実際に食べて味わいます。
これがなんと!トッピングのおかわり続出!!
しいたけが普段苦手なお子さんが、足しげくおかわりに向かう姿に驚きました。
「チーズのような濃厚な味!!」との感想もあったほど
デザートもいただき、ここでようやく、しいたけ尽くしのこのツアーは終了です。
そして、最後の目玉がこれ
参加者の皆様のに、ミニ原木を2本ずつ持ち帰っていただき、
お帰りになってからも、しいたけを育てていただこうというもの。
このミニ原木も、発生間近のものですが、いくつかやっていただきたい工程は、
参加者のみなお配りした説明書に記載してありますので、ぜひ上手に育てていただきたいです。
また、日本産原木乾しいたけをすすめる会様からは、乾しいたけと冊子を2冊ずつ。
私からも、乾しいたけを気軽に日常生活に取り入れていただくための活用法を記載した
プリントもお配りさせていただきました。
その後みな様のお宅の原木から、しいたけは収穫できそうですか?
fbのイベントページなどで、また様子を教えていただけたら嬉しいです。
この日は…
・左から司会・だしソムリエの
土屋和大隊長
・伊豆の原木しいたけ農家4代目 鈴木 昌弥(すずき まさや)先生
・だしソムリエ認定講師/今村さんちの香りしいたけ店長/だしみらい代表 鳥居 嗣代(つぐよ)
でお届けしました
・だしソムリエ認定講師/野菜ソムリエPro
上久保節代先生に心強いもサポートをいただき、感謝申し上げます
クイズ大会も盛り上がりました…よね?!(笑)
最後に嬉しい感想をご紹介。
「とりたての生のしいたけのおいしさに驚きました。
しいたけの知識も得ることができて、又、だしの味比べもできて楽しかったです。」
その他たくさんの感想をお寄せいただきました。
この日は雨で行くことができなかった、原木林の様子はこちら。
写真は、参加者の山根さんよりいただきました。
雨の中、また遠方よりご参加いただいた皆様、ありがとうございました
また何かの機会におあいできますこと、楽しみにしております!
このツアーは
主催:日本産原木乾しいたけをすすめる会
協賛:(一社)だしソムリエ協会
企画・運営/だしみらい・だしソムリエ認定講師 鳥居 嗣代 がお届けしました。
★だしみらい|美しく健康な明日へ
うま味奏でるピュアおだしをあなたの毎日に
だしソムリエ認定講師・鳥居 嗣代(つぐよ)の活動はこちらから ↓ ↓ ↓
◎だし・しいたけの講演・セミナー他、だしソムリエ3級講座を行っています。
・過去の講座の様子はこちら > http://www.kaorishiitake.jp/c99759.html
◎だし・しいたけに関するエッセイを書いています。
・エッセイはこちら > http://www.kaorishiitake.jp/c99758.html
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