7月7日は乾しいたけの日エッセイ<No.16>「乾」と「干」の違い

今村さんちの香りしいたけ 店長つぐりん

2017年09月02日 00:05

こんにちは。静岡県富士の だしソムリエ認定講師、鳥居 嗣代(つぐよ)です。
 
「乾しいたけ」と「干ししいたけ」
どちらも(ほししいたけ)と読みますが、あなたはどちらを使っていますか?SNSで検索すると、「干ししいたけ」という記載が、多いように思われますが。。

「乾」は「かわかす」、「干」は「ほす」とも読みますね。しいたけの場合、機械乾燥させたものを「乾しいたけ」。天日干ししたものを「干ししいたけ」…という使い分けもあると、私は問屋さんから教えていただきました(*^^*)



「7月7日は乾しいたけの日」で、使われている字からも想像できますが…今、日本に流通している乾しいたけは、100パーセント機械で乾燥させたものです。機械でしっかり水分を抜いてあるので、保存性にも優れています。
 
ただし、乾しいたけに多く含まれる、ビタミンD。これは、天日干しをしないと得ることができません。乾しいたけを使う前には、少し、天日干しをしてから使ってくださいね。ただ水分を抜くだけではなくて、お日様の力って、ホント偉大です!(*^^*)
 
Wikipediaによると、乾物(かんぶつ)は、保存性や食味の向上を目的として水分を抜き、乾燥させた食品の総称とありました。
 
きっと初めは、食品を長持ちさせるためだけに、天日や風にあてていたのでしょうが…生の時とは、また別の美味しさや栄養という副産物がついてきたのが、この乾物の魅力なのでしょうね☆
 
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■文章:鳥居 嗣代(今村さんちの香りしいたけ)
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