小学5・6年だし講座/7月7日は乾しいたけの日エッセイNo.20

今村さんちの香りしいたけ 店長つぐりん

2017年11月15日 01:01

こんにちは。静岡県富士の だしソムリエ認定講師、鳥居 つぐよです。
 
秋のきのこシーズン、富士市内の小学校に「しいたけ」・「だし」の食育授業に行くことも多くなりました。
 
今日も来週行う、6年生向けの「しいたけとだし」の授業の打ち合わせに行ってきたのですが…そちらで先日味覚の授業を行ったそうで、「かつお節」と「昆布」のだしの飲み比べを行ったとのこと。来週の私の授業では、ぜひ「乾しいたけ」のだしを…という嬉しいご依頼を受けました(*^^*)
 




ただ10月の終わり、他校で行った5年生向けの「だし」の授業で「乾しいたけのだし」は、なかなかに厳しく(^^;…まあ私も子どもの頃は「しいたけ」が苦手だったのであまり気にはしていませんが…(笑)


ただ1つ気になったのは、「だし」を口にした時の反応。
 
「すごく美味しい!」と何度も口にする子と、「気持ち悪い…」という子の反応がみごとに二分化された印象を受けました。さらに「かつお節+昆布+乾しいたけ」のだしを、驚いたように美味しいていってゴクゴク飲み進める子と、そうではない子。
 
これは今までの生活環境によるものかどうかはわかりません。ですが、経験・体感したことがあるかどうか…という観点からみれば、これからも山の恵みであり、保存性や栄養価にも優れた「乾しいたけ」を伝えていくこと、大切にしていけたらと思っています。
 

昨年実施した「美味しいしいたけと だしのお話」


今年、他校へ移動された校長先生からの、学年を上げての再オファーでこのような機会をいただけること、張り切らないわけにはいきませんね!


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■文章:鳥居 嗣代(今村さんちの香りしいたけ)
http://www.kaorishiitake.jp/
 
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