7月7日は乾しいたけの日エッセイ<No.13> 比叡山延暦寺で精進料理
こんにちは。静岡県富士のだしソムリエ認定講師、鳥居 つぐよです。
少し前になりますが…3月31日に、だしソムリエ協会と日本産原木しいたけをすすめる会主催の【『春よこい♪』延暦寺の"精進料理と だし"で、デトックス!】が比叡山延暦寺で開催され、参加してきました!
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まずは平成の大改修に入ったばかりの根本中堂へ。菜種油をつぎ足す係を決めていないにも関わらず、1200年絶やしたことのないという「不滅の法灯」のお話し。
「油断する」という言葉は、この法灯の油を他の誰かがやってくれるだろうと、油を断って火を消してしまうことからくる言葉とご住職様から拝聴しました。
澄んだ空気の中で、この言葉は私の胸にスッキリとおち、日常心に留めるよう努めています
次に座禅体験のあと、精進だしのテイスティングを。
「切干大根」「昆布」「乾しいたけ」「ウドと蕗」のだしを飲み比べ。この「ウドと蕗」がわからず、参加されたみなさまと頭を悩ましましたが、「乾しいたけの」だしは、ここにいるよ!といつも一番に主張してくれるので、ありがたいですね(笑)
精進料理について学んだあとは、みぞれが吹雪く中、琵琶湖を眼下に眺めながら、お昼に乾しいたけや比叡ゆばの精進料理をいただき、心身ともに元気に豊かな気持ちになって帰ってまいりました。
この日、しんしんと冷え込む根本中堂のご本堂でのお話しをうかがっている間、ただ冷たいだけではない、とても澄み切った空間のご本堂側に引き込まれるような、特別な感覚がありました。
その中で、昔から修行を続けてきた僧侶のみなさま。
麓からも5℃程も低いこの比叡山の過酷な環境の中でも耐えうるための、毎日の食事を支えてきたこの「精進料理」や「精進だし」。この日はその奥深さや繊細さ、そして底力を感じた一日となりました
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■文章:鳥居 嗣代(今村さんちの香りしいたけ)
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